ホームページの検索順位が上がらない原因とは?確認したい6つのポイント

ホームページを公開しているのに、Googleで検索してもなかなか上位に表示されない。ブログを更新しているのに検索順位が変わらない。このような悩みを抱えている事業者の方も多いのではないでしょうか。
検索順位が上がらない原因は、必ずしも記事の数や更新頻度だけにあるわけではありません。検索キーワードの選び方、ページの内容、サイトの構造など、さまざまな要素が関係しています。
大切なのは、やみくもにSEO対策を増やすのではなく、現在の状況を確認して原因を絞り込むことです。
この記事では、ホームページの検索順位が上がらないときに確認したい6つのポイントと、具体的な改善方法をわかりやすく解説します。
検索順位が上がらないときに最初に知っておきたいこと
Googleの検索順位は、検索した人の疑問や目的に対して、どのページが役立つかを判断する仕組みによって決まります。
ホームページのデザインがきれいでも、検索した人が求めている情報が十分に掲載されていなければ、上位表示されるとは限りません。
検索順位はキーワードごとに異なり、検索する地域や端末などによっても表示結果が変わることがあります。そのため、自分でGoogle検索をして順位を確認するだけでは、正確な状況を把握しにくい面があります。
まずは、Googleが提供する無料ツール「Googleサーチコンソール」で、どのようなキーワードからホームページが見つけられているかを確認するとよいでしょう。
1. 検索キーワードが利用者の目的と合っていない
検索順位が上がらない原因の一つに、狙っているキーワードと検索する人の目的が合っていないことが挙げられます。
例えば、仙台市の社会保険労務士事務所が「社会保険労務士」というキーワードだけで上位表示を目指しても、全国の多くの事務所や情報サイトと競合することになります。
一方、「仙台市 就業規則 作成」「仙台 社労士 助成金 相談」のように、地域や相談内容を組み合わせると、具体的な依頼を検討している人に情報を届けやすくなります。
改善のポイント
自社のサービスを必要としている人が、どのような言葉で検索するかを考えてみてください。
- 対応地域とサービス名を組み合わせる
- お客様の悩みや相談内容をキーワードにする
- 実際の検索結果を確認し、上位ページの内容を調べる
- 1ページで扱う中心的なテーマを明確にする
検索回数が多いキーワードばかりを狙う必要はありません。検索する人の目的が明確で、自社のサービスと関係の深いキーワードを選ぶことが重要です。
2. ページの内容が検索する人の疑問に答えていない
キーワードを適切に設定していても、ページの内容が十分でなければ、検索順位が伸び悩むことがあります。
例えば、「ホームページ制作 費用」で検索する人は、一般的な制作サービスの紹介だけでなく、費用の目安や料金に含まれる作業、追加費用の有無などを知りたいと考えられます。
ところが、ページに「高品質なホームページを制作します」といった説明しかなければ、必要な情報を得られません。
改善のポイント
まずは、対象ページを初めて訪れたお客様の立場で読み直してみてください。
サービス紹介ページであれば、サービスの内容、対象となるお客様、依頼するメリット、費用、相談から依頼までの流れなどが判断材料になります。
すべての情報を一つのページに詰め込む必要はありません。関連するページへ自然に移動できるようにする方法も有効です。
文章を長くすること自体が目的ではなく、検索する人が知りたい情報を不足なく伝えることを優先しましょう。
3. Googleにページが正しく登録されていない
ホームページを公開しただけでは、必ずしもGoogleの検索結果に表示されるわけではありません。Googleがページを発見して内容を確認し、検索対象として登録することを「インデックス登録」と呼びます。
新しく公開したページや、サイトの設定に問題があるページは、インデックスに登録されていない可能性があります。
Googleサーチコンソールで確認する方法
Googleサーチコンソールを開き、画面上部のURL検査に調べたいページのURLを入力します。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されれば、そのURLはインデックスに登録されています。ただし、登録されていることと、希望するキーワードで上位表示されることは別です。
登録されていない場合は、表示される理由を確認してください。
- ページが新しく、Googleによる確認が完了していない
noindexという検索結果への登録を避ける設定がある- 別のURLが代表ページとして選ばれている
- ページの取得やアクセスに問題がある
原因を確認せずに登録リクエストを繰り返しても、解決するとは限りません。
WordPressを利用している場合は、管理画面の「設定」→「表示設定」にある検索エンジンへのインデックスを抑制する項目も確認できます。ただし、この設定はサイト全体に関わるため、変更する際は慎重に判断してください。
4. タイトルや見出しからページの内容が伝わりにくい
ページのタイトルや見出しは、検索する人にもGoogleにも、ページの内容を伝える重要な要素です。
例えば、行政書士事務所のサービスページが「業務案内」というタイトルだけでは、どのような業務を扱っているのか伝わりにくくなります。
「建設業許可申請のサポート|仙台市の行政書士事務所」のように、業務内容と対象地域を自然に含めると、ページのテーマが明確になります。
改善のポイント
タイトルを見直す際は、次の点を確認してください。
- ページの内容が具体的に伝わるか
- 検索する人が使う言葉を自然に含んでいるか
- ほかのページと似たタイトルになっていないか
- 見出しと本文の内容が一致しているか
見出しはH1、H2、H3を使い、内容のまとまりに合わせて整理します。
キーワードを何度も繰り返す必要はありません。読み手が内容を理解しやすいタイトルと見出しを心がけてください。
Googleが検索結果に表示するタイトルは、ページに設定したものから変更される場合もあります。
5. スマートフォンで使いにくいホームページになっている
Googleは、主にモバイル版のページ内容を使ってインデックス登録やランキングの評価を行っています。
そのため、パソコンでは問題なく表示されていても、スマートフォンで重要な文章が表示されない、メニューが操作できないといった問題がある場合は確認が必要です。
スマートフォンで使いにくいページは、訪問者が情報を探しにくくなり、問い合わせの機会を逃す原因にもなります。
改善のポイント
実際にスマートフォンでホームページを開き、次の項目を確認してみてください。
- 文字が小さすぎず、拡大せずに読めるか
- メニューやボタンを無理なく操作できるか
- 重要な情報が画面からはみ出していないか
- 画像の表示が遅すぎないか
表示速度や操作性の確認には、Googleの「PageSpeed Insights」も利用できます。
ただし、表示速度の数値を改善するだけで検索順位が上がるとは限りません。まずは重要な情報が正しく表示され、利用者が快適に操作できる状態を目指しましょう。
6. 公開後の検索状況を確認せず、改善していない
ホームページは、一度公開したら検索順位が上がり続けるものではありません。
競合サイトの内容が充実したり、検索する人のニーズが変化したりすることで、検索結果も変わっていきます。
そのため、記事を公開した後も、どのキーワードで表示されているか、どのページが検索されているかを定期的に確認する必要があります。
Googleサーチコンソールで確認したい3つの数字
Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」では、主に次の数字を確認できます。
- 表示回数:Googleの検索結果にページが表示された回数
- クリック数:検索結果からホームページがクリックされた回数
- 平均掲載順位:検索結果に表示されたときの掲載順位の平均
例えば、あるページの表示回数が増えているのにクリック数が少ない場合は、検索キーワードとタイトルの関係や、検索結果での見え方を確認する余地があります。
平均掲載順位が低い場合は、ページの内容が検索する人の目的に合っているか、競合ページと比較して不足している情報がないかを調べてみてください。
検索パフォーマンスの数字は、検索キーワードやページごとに分けて確認することが重要です。サイト全体の平均だけでは、改善すべきページが見えにくくなります。
検索順位を改善するには、何から始めればよい?
ここまで6つのポイントを紹介しましたが、すべてを一度に改善する必要はありません。
限られた時間でホームページを運営している小規模事業者であれば、効果が見込める部分から順番に取り組む方が現実的です。
最初に取り組みたい3つのステップ
Googleサーチコンソールで検索状況を確認する
まずは過去3か月程度の検索パフォーマンスを確認し、表示回数やクリック数が多いページ、順位が伸び悩んでいるページを把握します。最近公開したページは、より短い期間でも確認してください。
改善するページを1つ選ぶ
すでに検索結果に表示されているものの、十分なクリックを得られていないページや、重要なサービスに関するページを優先します。インデックスに登録されていない重要ページがあれば、先に原因を確認しましょう。
ページの内容を見直し、変化を確認する
検索キーワードに合う説明があるか、タイトルが適切か、必要な情報が不足していないかを確認して修正します。その後は一定期間を置いて、検索パフォーマンスの変化を見ていきます。
検索順位は修正した翌日に変わるとは限りません。Googleによる再確認や評価には時間がかかることもあるため、短期間の変動だけで判断しないようにしましょう。
まとめ|検索順位が上がらないときは原因の確認から始めよう
ホームページの検索順位が上がらないときは、記事を増やしたり、サイト全体を作り直したりする前に、原因を確認することが先決です。
検索キーワード、ページ内容、インデックス登録、タイトルと見出し、スマートフォン対応、公開後の運用という6つのポイントを見直すことで、改善すべき部分が見えてきます。
まずはGoogleサーチコンソールを開き、どのキーワードで自社のホームページが表示されているかを確認してみてください。
ホームページは作って終わりではなく、検索状況を把握しながら改善を重ねていくものです。小さな見直しを継続し、必要としているお客様に情報が届くホームページを育てていきましょう。
この記事を書いた人

- Web運用パートナー
- 仙台市を拠点にホームページ制作・運用支援を行っています。アクセス解析・SEO対策・サイト改善を通じて、集客やお問い合わせの増加を目指す「売上アップWeb伴走サービス」を提供しています。





