ホームぺージ制作で必須のヒアリングシートとその効果【テンプレート付き】

パソコンヒアリングシート

こんにちは。
宮城県仙台市でホームぺージ制作のサービスを行っている「kamudesign(カムデザイン)」です。

普段、お客様からホームぺージ制作のご依頼を頂いた際、制作の前に、ヒアリングシートを利用してお客様の希望をお聞きしています。

他の事業者さまも、ホームぺージ制作の際、この「ヒアリングシート」を必ず、利用しているのではないでしょうか。

はじめて、ホームぺージ制作をする方にとって、ヒアリングシートがどのようなものか、どのような事を聞かれるのか、事前に知っておいた方が良い情報です。

そこで、今回は、ホームぺージ制作の際、利用される「ヒアリングシート」について解説していきます。

こんなお悩みありませんか?

  • ホームぺージ制作のヒアリングシートでは、どんな事が聞かれるのか知りたい。
  • ホームぺージ制作のヒアリングシートのテンプレートの項目はどんなこと?
  • ホームぺージ制作のヒアリングシート使うメリットとは、注意点は?
kamu

編集長のkamuです。
このブログを読むと、こんなことがわかります。

  • ホームぺージ制作のヒアリングシートでは、どんな事が聞かれるのか。
  • ホームぺージ制作のヒアリングシートの基本項目について
  • ホームぺージ制作のヒアリングシート使うメリットや活用のポイントについて

それでは、さっそく解説させていただきます。
今回のブログが読者のみなさまのお役にたてればうれしいです!

はじめに

ホームページ制において、ヒアリングシートは、お客様のニーズや目標を明確に把握するために非常に重要なツールです。

今回は、ホームページ制作におけるヒアリングシートの基本的な役割と、それを効果的に活用するためのポイントを解説します。また、テンプレートの事例もご紹介し、どのような質問が含まれるべきかについても触れていきます。

解説をはじめる前に、ヒアリングシートがどんなものなのか、まずは、見て頂きましょう。

ヒアリングシート1
kamudesign ヒアリングシート(基本項目)

このヒアリングシートは、自社で、実際に利用しているヒアリングシートです。
当社では、このヒアリングシートを使って、お客様からホームぺージ制作の内容をヒアリングしています。

1. ヒアリングシートとは?

ヒアリングシートとは、ホームぺージ制作の際、お客様から情報を引き出し、制作過程をスムーズに進めるための質問表です。

特にホームページ制作においては、お客様のビジョン、目的、ターゲット層、デザインの好み、コンテンツの内容などを具体的に知る必要があります。ヒアリングシートはこれらの情報を整理し、お客様との意思疎通を円滑にする役割を果たします。

2. ヒアリングシートの重要性

ヒアリングシートを用いることで、制作者とお客様との間で認識のズレを防ぐことができます。

例えば、お客様が求めるデザインや機能が制作側と異なる場合、後々の修正が必要となり、時間やコストの無駄が発生します。ヒアリングシートは、このようなトラブルを回避し、満足度の高いホームページを作り上げるための基盤となります。

 3. ホームページ制作におけるヒアリングシートの構成

ヒアリングシートテンプレートに記載する主な項目をピックアップしてみました。項目はヒアリングする順番に並べていますので、ひとつずつご紹介していきます。

基本情報

  • 会社名や事業内容:まず、お客様の基本的な情報を把握します。
  • 担当者の連絡先:迅速なコミュニケーションを可能にするために、担当者の連絡先を記載します。
  • ホームページの目的:何を達成したいのか(ブランディング、集客、情報提供など)を明確にします。

ターゲット層(ペルソナの設定)

  • 顧客層の属性:年齢層や性別、職業などを確認し、ターゲットに合ったデザインや内容を提案します。
  • 顧客のニーズや関心:ターゲットのニーズを反映させることは、ホームぺージの有効性を高めるために重要です。

デザインとブランディング

  • 色やフォントの希望:ブランドのイメージに合った色やフォントの希望を聞きます。
  • 競合の調査:競合サイトの参考例があれば、好みや参考にしたいデザインをヒアリングします。
  • 画像や動画の使用:ホームぺージ掲載する写真が用意されているか。撮影を別途依頼する必要があるのか、動画を掲載する予定があるかを確認します。

機能や構成

  • 必要な機能:問合せフォーム、SNSリンク、予約システムなど、具体的な機能の希望をリストアップします。
  • ページ数やコンテンツ構成:トップページ、サービスページ、会社概要など、どのようなページ構成にするかを決定します。

SEOとマーケティング

  • 検索キーワードの指定:検索エンジンで見つけやすくするためのキーワードをリサーチします。お客様自身で判断できないときは、制作者側からアドバイスも行います。
  • コンテンツの更新頻度:更新の有無によって、デザインや構築方法も変わるため確認が必要です。

4. ヒアリングシートテンプレートの例

ホームページ制作におけるヒアリングシートのテンプレート例をご紹介します。このテンプレートを使うことで、お客様のニーズを網羅的に把握しやすくなります。
特に重要と思われる基本項目を記載しています。

1. 基本情報
・会社名:
・担当者名:
・連絡先(メールアドレス・電話番号・FAX番号):
2. ホームページの目的
・このホームページで達成したい目的は何ですか?
・どのようなイメージやメッセージを伝えたいですか?
3. ターゲット層
・主な顧客層の属性(例:20代~30代の女性、経営者など):
・顧客が興味を持つポイントや解決したい課題は何ですか?
4. デザインとブランディング
・希望の色やフォント:
・参考にしたい競合サイトのURL:
・必要な画像や動画はありますか?
5. 機能や構成
・必要なページとその内容(例:トップページ、サービス紹介、問合せページ):
・必要な機能(例:問合せフォーム、予約システム):
6. SEOとマーケティング
・希望する検索キーワード:
・SNS連携の有無:

5. ヒアリングシートテンプレート

ここで、実際に自社で利用しているヒアリングシートのテンプレートをご紹介します。
このシートは「Googleスプレットシート」で作成し、お客様とシート共有しながらヒアリングを進めています。

Webサイト制作 ヒアリングシート【基本項目】

ホームぺージ制作の基本となる項目のヒアリングシートです。お客様のホームぺージの有無、ドメイン、サーバーの契約状況など確認します。

Webサイト制作ヒアリングシート【制作内容】

ホームぺージの目的、コンテンツ内容など、詳細なヒアリングを行います。

Webサイトヒアリングシート【お客様情報】

ホームぺージに掲載するお客様情報を聞き取るためのヒアリングシートです。会社情報や事業内容、サービス内容のヒアリングを行います。

6.ヒアリングシートを活用するメリット

ここまで、ヒアリングシートの内容や、テンプレート例をご紹介してきました。ここで、ヒアリングシートを活用するメリットをまとめてみました。
それでは、解説していきましょう!

1.お客様のニーズや目標を明確に把握できる

ヒアリングシートを使うことで、お客様の目標やターゲット、希望するデザインスタイルなどを具体的に把握することができます。

これにより、制作側と依頼者側が同じ目標に向かって取り組めるため、プロジェクト全体の方向性が明確になります。

2.プロジェクトの計画が立てやすくなる

詳細なヒアリングをもとにお客様の要望を整理すると、必要なページ数や機能、デザインの方向性が明確になります。

これにより、各項目の進行状況を見積もり、スケジュールを立てる際の基準ができ、プロジェクトの進行管理がしやすくなります。

3.無駄な修正や変更が減少する

お客様のニーズを初期段階でしっかりと把握していると、制作途中での大幅な修正や変更が少なくなります。

修正が少ないことで、制作にかかる時間やコストが節約され、プロジェクトを予定通りに完了させることが可能になります。

4.お客様との信頼関係が構築される

ヒアリングシートを活用して丁寧に質問し、お客様の希望に応える姿勢を示すことで、お客様との信頼関係が築かれます。

コミュニケーションが円滑に進むだけでなく、お客様も自分の意見が尊重されていると感じ、満足度が向上します。

5.完成度の高いホームページを作成できる

お客様の要望や事業イメージを的確に反映したホームページを作るためには、詳細なヒアリングが不可欠です。

ヒアリングシートに基づいて情報を集めることで、細部までお客様の意図を反映した完成度の高いホームページを制作できます。

6.今後のリピートや口コミにつながる

満足度の高いホームページを提供することで、お客様がリピーターになったり、他の顧客に紹介してもらえたりする可能性が高まります。

ヒアリングシートを活用し、満足度の高い成果を提供することは、長期的な信頼関係の構築にも役立ちます。

ヒアリングシート活用の注意点

ここまで、解説したとおり、ヒアリングシートを使うとにより、たくさんのメリットがあります。
とはいえ、何点か、注意しなければならない点もあります。
ここでは、ヒアリングシートを活用する際の注意点について解説します。

1.お客様の負担を減らす

ヒアリングシートの質問が多すぎると、お客様が回答に時間がかかり、結果的に制作の進行が遅れることがあります。

特に、ホームページ制作が初めてのお客様には、質問が専門的に感じられることもあるため、重要な質問を厳選し、分かりやすい言葉で記載することが大切です。具体的な例を挙げると、質問に「記載例」や「イメージ写真」を添えると、お客様のイメージが湧きやすくなります。

 2. 繰り返し確認の重要性

ヒアリングシートは最初に提出してもらって終わりではありません。制作の過程で疑問点や追加の確認が必要になることがありますので、適宜再確認を行うことが大切です。

お客様との定期的な確認を通じて、イメージのズレを防ぎ、細部まで納得のいくホームページを仕上げられるようにしましょう。

 3.実現可能性を考慮する

お客様の要望が必ずしもすべて実現可能とは限りません。

デザインや機能に関して無理のある要求や、予算内で難しい要望が含まれている場合は、正直に伝え、代替案を提案することが重要です。こうした調整を事前に行うことで、制作中や納品後のトラブルを防げます。

4.法的およびコンプライアンスの確認

お客様によっては、法令や業界規制に関わる制約がある場合があります。

例えば、医療関係や金融業などは特定のコンテンツ制限が求められる場合があるため、該当業界の知識が必要な場合はヒアリング時にしっかり確認しましょう。これにより、違法行為のリスクを回避できます。

まとめ

ここまで、ホーページ制作のヒアリングシートについて解説してきました。

ヒアリングシートを活用することにより、お客様の要望を、しっかり聞き取ることができ、お客様に満足して頂けるホームぺージ完成します。

これから、ホームぺージ制作をお考えの方にとっても、今回、ご紹介させていただたヒアリングシートの内容を事前に理解しておけば、ホームぺージ制作を円滑に進めることができると思います。

ぜひ、ホームぺージ制作の参考にしてください!

kamu

ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました。
ブログを読んでも、お悩みが解決しない場合は、ぜひ、ご相談ください。
相談料は無料です。気軽にお声がけくださいね。

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この記事を書いた人

kamudesign-kamu
kamudesign-kamuWebデザイナー
仙台市のホームぺージ制作事業者「kamudesign(カムデザイン)」Webデザイナー。
・2023年2月デジタルハリウッドSTUDIO仙台「Webデザイナー専攻科」卒業
・2024年より仙台でホームぺージ制作のサービス開始。「お客様の未来に役立つホームぺージ制作」をコンセプトにホームぺージ制作の構築を手掛ける。