ホームページ制作で絶対に押さえておきたい5つのセキュリティ対策

宮城県仙台市でホームぺージ制作のサービスを行っている「kamudesign(カムデザイン)」です。
今や多くの個人事業主や中小企業が、自分たちのホームページを持つ時代になりました。
しかし、「とりあえず作ったはいいけど、セキュリティ対策まではよくわからない……」という方も多いのではないでしょうか?
ホームページのセキュリティ対策は、ビジネスを守るために欠かせない重要な要素です。
セキュリティが甘いと、ホームページが改ざんされたり、個人情報が流出してしまったりするリスクが高まります。
この記事では、ホームページを安心・安全に運用するために最低限押さえておきたい5つのセキュリティ対策を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
こんな疑問、お悩みありませんか?
- ホームぺージのセキュリティとして有効な対策は何?
- セキュリティ対策が不十分だと、どんなリスクがあるの?
- ホームぺージの制作会社を選ぶ時、セキュリティ対策をチエックする必要はある?

編集長のkamuです。
このブログを読むと、こんなことがわかります。
- ホームぺージのセキュリティとして有効な対策について、具体的に理解することができます。
- セキュリティ対策が不十分だと、どんな被害があるか、実際の例を知ることができます。
- ホームぺージ制作を事業者に依頼する際、セキュリティ対策について確認すべき点を認識することができます。
それでは、さっそく解説いたします。
今回のブログが読者のみなさまのお役にたてればうれしいです!
1. SSL(HTTPS)を導入しよう
まず一番基本的な対策が、SSL(エスエスエル)証明書の導入です。
SSLとは、Webサイトと閲覧者の通信を暗号化する技術のこと。これにより、フォームから送信された問い合わせ内容や、個人情報が第三者に盗み見られるのを防ぐことができます。
SSLが導入されているサイトは、URLが「https://」から始まり、鍵マークが表示されます。
一方、SSLがないサイトは「保護されていない通信」と警告が出ることもあり、閲覧者に不安を与えてしまいます。
近年では、GoogleもHTTPS化されたサイトを優遇するようになっており、SEO対策としても有効です。
2. CMSやプラグインは常に最新の状態にしておく
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使っている場合は、ソフトウェアやプラグインの定期的なアップデートが非常に重要です。
古いバージョンのまま放置していると、既知のセキュリティホールを狙った攻撃を受けやすくなります。
ハッカーは、こうした脆弱性のあるサイトを自動で探して攻撃するツールを使っているため、「うちみたいな小さなサイトは狙われない」とは言い切れません。
また、使っていないプラグインやテーマは削除することも大切です。
放置された古いプラグインがセキュリティリスクになることがあります。
3. パスワードは強力に、二段階認証を設定
ホームページの管理画面への不正ログインも、よくある被害の一つです。
特にWordPressなどでは「/wp-admin」などの共通の管理画面URLを使っていることが多いため、攻撃者にとって狙いやすいポイントになります。
そのため、以下の対策を徹底しましょう。
- 推測されにくいパスワード(英数字・記号を組み合わせた12文字以上)を使う
- 管理者名を「admin」にしない
- 二段階認証(2FA)を導入
- 管理画面のログインURLを変更するプラグインの導入
これだけでも、ログインのハードルがぐっと上がり、簡単には突破されなくなります。
4. WAF(Webアプリケーションファイアウォール)で外部からの攻撃を防ぐ
WAF(Web・アプリケーション・ファイアウォール)とは、Webアプリケーションへの攻撃を検知し、防いでくれる防御壁のようなものです。
SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を自動でブロックしてくれるため、非常に心強い存在です。
レンタルサーバーによっては、WAF機能が標準で付いていることもあります。
利用しているサーバーの管理画面から設定できる場合が多いので、ぜひ確認してみてください。
5. 定期的なバックアップで「万が一」に備える
どれだけセキュリティ対策をしていても、100%安全とは言い切れません。
万が一、サイトが改ざんされたりデータが消失した場合でも、バックアップがあればすぐに復旧できます。
バックアップの方法は以下のようなものがあります。
- レンタルサーバーの自動バックアップ機能を利用する
- WordPressプラグイン(例:UpdraftPlus)を使って定期的に保存
- 自分で手動でバックアップ(データベース+ファイル)を取る
とくに、更新頻度の高いサイトでは毎日または毎週の自動バックアップがおすすめです。
6. 制作会社選びでもセキュリティに注目しよう
どれだけセキュリティ対策をしていても、100%安全とは言い切れません。
ホームページ制作を外注する場合も、セキュリティに対する姿勢をチェックすることが大切です。以下の点を確認しておきましょう。
- SSLの導入が制作費に含まれているか
- WordPressなどCMSを使う場合、更新管理までしてくれるか
- WAFやバックアップなどのセキュリティ対策を提案してくれるか
- 保守・管理サービスがあるかどうか
「安いだけ」でホームぺージ制作会社を選んでしまうと、納品後の管理が一切なく、脆弱な状態のまま放置されてしまうケースもあります。
納品後も「保守管理サービス」を提供している制作会社を選択しましょう。
7. 実際に起こったセキュリティ被害の例
最後に、実際によくある被害の例をいくつか紹介します。
- 問い合わせフォームからウイルス付きのファイルが送られてきて感染
- 管理画面に不正アクセスされ、サイトの内容が改ざんされた
- スパムサイトに勝手にリダイレクトされ、Googleの検索結果から除外された
- 「このサイトは安全ではありません」と表示され、アクセスが激減
こうした被害にあうと、信頼の低下・集客ダウン・復旧費用の増大など、さまざまな損失が発生します。
まとめ
ここまで、解説してきたとおり、ホームページの安全は「ビジネスの信頼を高める」といえるでしょう。
ホームページは、企業やお店の「顔」とも言える存在です。セキュリティ対策をしっかり行うことは、訪問者の安心感を高めるだけでなく、ビジネスの信頼を守ることにもつながります。
まずは、SSLの導入やCMSの更新など、できるところから始めてみましょう。そして必要に応じて、制作会社や専門家に相談しながら、より強固な体制を整えていくことが大切です。
安心・安全なホームページ運用を目指して、今日から一歩ずつ、セキュリティ対策を実践してみてください。

ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました。
ブログを読んでも、お悩みが解決しない場合は、ぜひ、ご相談ください。
相談料は無料です。気軽にお声がけくださいね。
\ FOLLOW US /

お問合せ
ご質問・ご相談などありましたら
気軽にお問い合わせください。
\ FOLLOW US /

お問合せ
ご質問・ご相談などありましたら
気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人

- Webデザイナー
-
仙台市のホームぺージ制作事業者「kamudesign(カムデザイン)」Webデザイナー。
・2023年2月デジタルハリウッドSTUDIO仙台「Webデザイナー専攻科」卒業
・2024年より仙台でホームぺージ制作のサービス開始。「お客様の未来に役立つホームぺージ制作」をコンセプトにホームぺージ制作の構築を手掛ける。